「子ども達に絵本の魅力を伝えたい!」福井 絵本くらぶ

2018年10月31日 印刷

秋晴れのもと、福井市おさごえ民家園では「絵本の読み聞かせと伝承遊び」が開催され、会場はいっぱいの親子連れでにぎわいました。主催は、絵本読み聞かせボランティアグループ「福井 絵本くらぶ」です。
福井 絵本くらぶは、シニア世代の力を地域で活かすことを目的に結成されたグループです。今回は、結成から5周年ということでの記念事業となりました。31名の男女のメンバーで、県内の幼稚園や保育園、小学校、児童館そして、県立病院の小児科病棟や高齢者施設など幅広く活動されています。活動内容も絵本の読み聞かせの他、伝承遊び、音楽、工作等で、日頃よりみんなで意見を出し合い、工夫を重ねて研修会をすることでスキルアップを図っています。
おはなし会「ゆずり葉」と題されたこの催し。絵本くらぶのメンバーの思いがたくさん詰まったものでした。メンバーの太田さんは、「絵本の読み聞かせをすると、自分自身の心がほっこりとした気持ちになり、自分の子ども頃の懐かしいイメージがわいてきます。子ども達に絵本によって得られるもの、感じたことを大切にしてもらい、一緒に楽しい思い出を作っていきたい。書物はこころの栄養!」と話してくれました。
今日は、親子で笑ったり、絵本劇に参加したりと笑顔のたえない読み聞かせ会となりました。また、伝承遊びの時間では、こままわしやけん玉にチャレンジしている真剣な親子の姿も印象的で、親子水入らずの楽しいひと時となったことでしょう。

  

 

 

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