〔仁愛女子高校〕コロナ最前線で頑張る方々への応援メッセージ

2021年11月10日 印刷

 明治31年、福井市中心部に設立された県内唯一の女子高校となる仁愛女子高等学校。伝統ある校風に守られながら、毎日楽しくにぎやかに学んでいます。

 各学年の生徒たちは授業や部活動に加えて、日頃からボランティア活動に積極的に取り組んでいます。夏休み期間中にも生徒それぞれが好きなボランティアを選んで挑戦したり、クラスで一緒に取り組んだりしていますが、昨年からの新型コロナ感染の拡大により思うような活動ができずにいました。

 折しも感染は第5波を迎え、人との接触が難しい状況が続く中、32組ではコロナ禍の中でも何かできないかとクラスで話し合いました。そこで、各自が家で出来ること・・・千羽鶴を折って医療に従事する方々に応援の気持ちを届けよう!とクラス全員で取り組むことになりました。それぞれが持ち寄った折鶴をまとめ、病院利用者や医療関係者へのメッセージとともに、県立病院へ贈呈しました。現在、折鶴は病院1階のホールに飾られ静かに応援のメッセージを発信しています。

 コロナ禍で行動が制限される中、周りのことに目を向け、考え、行動した生徒たち。後半年もすれば学び舎を巣立ち、新しい世界に旅立っていくことになりますが、今後も様々な経験を力にして成長していってくれることを願います。

 

クラスの代表が受渡しを行いました。

クラス全員のメッセージ

1階ホールで他の応援メッセージとともに展示されています。

 

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