感電などの電気事故発生を防げ!自然災害対策も万全に!

2015年08月06日 印刷

 8月は「電気使用安全月間」として、全国的に安全運動が展開されています。夏は高温多湿や、暑さによる集中力の低下を原因とする感電などの電気事故発生が、一年のうちで最も多い季節といわれています。

 8月1日に福井県電気工事工業組合坂井支部の方約15名が、福井市内の大型商業施設で無料相談所を開設し、訪れた買物客を対象に安全運動を展開しました。「電気はムダなく安全に使いましょう。」等をテーマに、身近な節電・省エネの方法から、万が一の各種災害に備えた安全対策まで、幅広く相談・アドバイスが行われました。

 感電事故以外に注目されたのは、災害による火災発生に関して。東日本震災における本震による火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件。そのうち過半数が、電気関係の出火でした。対策として地震発生時には、家電品などはコンセントから抜き、避難時にはブレーカーを落とす事や、地震の揺れを感じ自動で遮断する「感震(かんしん)ブレーカー」設備の紹介でした。

 ブースを訪れる人は家族連れが多く、親がゆっくりと相談や説明がうけられるよう、子ども達は風鈴にペイントを楽しめる景品コーナーが用意されており、親子それぞれが充実した時間を過ごしていました。

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