常総市の災害ボランティア活動に参加しました
記録的な豪雨で大災害を受けた常総市。今回県より災害ボランティアバスでの派遣があるとのことで、早速第1班で参加しました。活動日前日の夜に県庁に集合。第1便ということで不安もありましたが、知事の激励の言葉や多くの方々の見送りを受け、被災者の方々のお役に立ちたいとの気持ちを新たにして出発することができました。
バスでの車中泊、そして朝8時くらいに常総市に到着することができました。現地のボランティアセンターに立ち寄った後、活動場所に移動しました。活動した場所は2m以上の浸水があったそうです。家の中や農作業小屋はかなりの水流を受け、家具や農機具が転倒しており、また泥や近隣の田んぼからの藁ですさまじい状況でした。10人1班で、家具や農機具を運び出したり、泥や藁を集めて一ヶ所にまとめたりかなりの重労働でしたが、被災された方々の気持ちを考えると自然と力が入りました。今回の参加者は県内各地から様々な方々が集まってきていましたが、共に活動することで自然と打ち解けあい、同じ仲間として連帯意識が芽生る中で想像以上の力を発揮することができたと思います。
そして何よりもうれしかったのは、作業の途中や、作業終了後に現地の方から感謝の言葉をいただいたことです。ハードな行程でしたが、常総市に来てボランティア活動に参加できて本当によかったと思いました。 活動する中で、現地の方から自然災害の恐ろしさを直接聞けたことは大変貴重な経験になりましたし、この経験で得たことをこれから多くの人に伝えていきたいと感じました。
県や関係者の皆様に対し、今回貴重な経験をさせていただいたことへの感謝の気持ちと、被災地の1日も早い復旧を願いながら、福井への帰途につきました。