防災一人語り「命のバトン」公演 

2019年06月06日 印刷

 5月26日(日)フェニックスプラザ402号室で、NPO法人 命のバトン 理事長 川﨑さんの実話をもとにした防災一人語り「命のバトン」が開催されました。防災教育の一環として日本各地で朗読を行っている推進グループによる公演で、一部は歌のお姉さんとして活躍中の岩田瞳さんによる日本語版、二部はNHKラジオ「基礎英語3」にも出演されているレミ・ダンカンさんによる英語版が行われました。
 体育祭のリレーで、次の走者にバトンを渡した直後心室細動で倒れ、16歳で亡くなった女子高校生とその死を無駄にすまいとAEDの普及に尽力する母のエピソードは、クラリネット奏者中島健太さんの生演奏を交え語られ、深く観客の心を打ち、会場からはすすり泣く声も聞かれました。
 公演後行われた懇談会で川崎さんは、娘が亡くなり16年、NPOとしてAED普及に携わり10年目の節目に、防災一人語りの題材にと声がかかり、何かしらの縁を感じると述べました。また、英語版Life’s Relay Batonが世界に広がり、救える命がひとつでも増えることを願っているそうです。
 福井市総合ボランティアセンターは7月7日(日)10時より、講師にNPO法人 命のバトンを迎え「市民活動のためのAED救命講習」を開催します。あなたにも「救える命」「つながる命のためにできること」があります。ぜひご参加ください。
詳細はこちらから → https://www.fukui-volunteer.net/event/13411.html

 

日本語版 命のバトンを演じる岩田さん(左)とクラリネット奏者 中嶋さん(右)

英語版 Life's Relay Batonを演じるダンカンさん

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